・・・・・・。 声が聞こえた。 悲しくて落ち着いている、やさしい・・・・声・・・・ ・ ・ ・ 「Hey!おはよう、ねぇリンク、起きて!!」 目を開けた。今の大きな声で。 聞いたことのない、二つの声。僕は何をしているんだろう? そこには青い光・・・? 「妖精だ!!」 僕は嬉しくてしょうがなかった! でも、どうして? なんで僕の所に妖精が? みんなはちゃんと妖精を持ってるのに、なぜか妖精がいなかった僕には、嬉しいけど、おかしい と言う変な気持ちになった。 「君は?なんで僕のところにきたの?ねぇ・・・・?」 「アタシはナビィ。デクの樹さまのお使いできたのよ!ほらほら、ぼーっとしてないで、早くデクの樹さまのところへ行って!!」 「え・・? あ、うん。まだ聞きたいことがあるんだけど・・・」 「そんなこといいから、さっさと行くわよ!!」 叱られた・・・・。 でも、今日から僕の妖精だ!! 僕の心はこれからどんなことがおきるかも知らないで、この妖精、ナビィと ある事に巻き込まれるなんて・・・ 思いもしなかった。ナビィもきっとそうだったに違いない! 僕はまだ知らない・・・・・。