■ 青い光 ■


 ・・・・・・。
 
 声が聞こえた。 悲しくて落ち着いている、やさしい・・・・声・・・・
 
                    ・ ・ ・
 「Hey!おはよう、ねぇリンク、起きて!!」
 
 目を開けた。今の大きな声で。 聞いたことのない、二つの声。僕は何をしているんだろう?
 
 そこには青い光・・・? 
 
 「妖精だ!!」
 
 僕は嬉しくてしょうがなかった! でも、どうして? なんで僕の所に妖精が?
 
 みんなはちゃんと妖精を持ってるのに、なぜか妖精がいなかった僕には、嬉しいけど、おかしい と言う変な気持ちになった。 
 
 「君は?なんで僕のところにきたの?ねぇ・・・・?」
 
 「アタシはナビィ。デクの樹さまのお使いできたのよ!ほらほら、ぼーっとしてないで、早くデクの樹さまのところへ行って!!」
 
 「え・・? あ、うん。まだ聞きたいことがあるんだけど・・・」
 
 「そんなこといいから、さっさと行くわよ!!」
 
 叱られた・・・・。 でも、今日から僕の妖精だ!! 僕の心はこれからどんなことがおきるかも知らないで、この妖精、ナビィと
 
 ある事に巻き込まれるなんて・・・
 
 思いもしなかった。ナビィもきっとそうだったに違いない! 僕はまだ知らない・・・・・。

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